元衆議院議員(茨城県第6区)[無所属]大泉ひろ子オフィシャルサイト -大泉ひろこの徒然草(つれづれぐさ)-
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日々雑感
[2021/09/08]
キングメーカーは米国か長州か



 総裁選は、戦いの構図が新たに出来上がった。米国対長州の戦いである。
 河野太郎は、ジョージタウン大学の出身。アメリカのシンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)はワシントンDCにあるジョージタウン大学の付属機関として創立されたが、今は別組織で外交情報では世界一と言われる。そもそもは、イエズス会ウォルシュ神父の作った学校から発展したもので、ウォルシュ神父は、日本における日米開戦阻止の人脈やGHQマッカサーにつながる人物である。
 アフガン撤退でベトナム戦争の轍を踏んだアメリカにとって、今一番の課題は対中国政策をいかにすべきかである。アメリカは歴史的にどの政権樹立にも関与してきたが、トランプとの仲は良くても必ずしも親米ではない安倍とその継承者菅を排して、真の傀儡政権を作りたい。CSISが動き出すだろう。ジョージタウン大学出身の河野はアメリカにとって打ってつけの人事になりそうだ。
 これに対抗するのが、言うまでもなく「戦後レジームの脱却」を8年も首相をやりながら成し遂げられなかった安倍元首相率いる「長州哲学」の集団だ。アメリカの傀儡になることを避けるため高市早苗を出してきた。高市は、長州哲学を守る皇室の祖「天照大御神」だ。右翼思想に染まっている。稲田朋美が安倍の意思に反してLGBTの人権擁護派に変身したため、高市に白羽の矢が立った。
 長州哲学の番頭である菅を解雇し、今度は高市に化けたご神体を担ぐことになったのである。河野ではまたぞろアメリカ政治の一部にならざるを得ない。
 この総裁選という戦いは、ただの戦いではない。アメリカの影響をぶっ壊すか、神の国を抱いた藩閥政治の歴史をぶっ壊すかの選択でもある。

[2021/09/04]
一夜空しく、応仁の乱



 日本人は、源平盛衰記や信長以降の全国統一を目指す戦国大名の歴史に興味を持つが、室町時代には関心が薄い。教科書も、この時代の記述はお粗末だ。しかし、誰もが知る、一夜空しく、つまり、1467年に始まった応仁の乱の年代だけは暗唱している。
 細川護熙元首相は「細川家にとって戦争と言えば応仁の乱のことだ」と言った。当時、彼の先祖である細川家は将軍の下で管領と呼ばれる重職(今で言えば大臣か)に就くお家柄であり、将軍家と重鎮のお家騒動が11年にわたる戦争を起こし、京都は焼け野原になったのである。
 前置きが長くなったが、国民にとって影の薄い室町時代の歴史が、今ここに始まった。自民党総裁選に、我も我もと飛び込んできた様相である。殆どがひこばえ政治家だが、ひこばえの自慢は「お家柄」。菅総理は農家出身で、民を支配するために作られた学習院や成蹊やらの学閥を欠き、農奴のように朝から晩まで働く姿と金を配ることで対抗しようとしたが、「負けた」。もしかしたらシナリオ通りに「負かされた」のかもしれない。
 医療カオスを収めるのは並大抵の政治家ではできない。ところが、その前に政治カオスが来た。岸田氏を無投票で総裁に選出すればまだしも、このカオスは必要以上に衆議院選で自民票を減らすであろう。自民は、維新、国民民主、上田新党と連立をすることになるだろう。
 立憲民主党は政権交代を口にするが、それはない。確信を以て、ないと言える。左翼の哀しさか、一人一人が別の方向を向き、枝野党首は求心力を持たない。そもそも、菅総理と同じく、国民への説明能力に欠ける。旧社会党の亡霊のようでもあり、そのバラバラ感は、旧民主党の失政を思い起こさせる。応仁の乱を傍観し、焼け野原で出番を待つのは無策だ。
 応仁の乱が始まった。日本はこれから長期にわたって政治カオスを続けなければならないのか。国際社会での日本の地位を考える政治家はいないのか。

[2021/09/03]
呪いのオリンピック



1940年、開催予定だった東京オリンピックは、日中戦争が勃発し戦争遂行のため、また、欧米からの圧力もあって開催は返上された。
1964年、東京オリンピックが終わると、池田勇人総理は、がんを宣告され辞任。高度経済成長の立役者池田は、世界に日本の成長を見せつけて、翌年逝去した。
1972年、札幌冬季オリンピックの後は、沖縄返還を花道に長期政権の佐藤総理が辞任した。新聞記者を辞任会見から外したエピソードがあり不人気の首相だった。翌年、世界のオイルショックが始まり、高度経済成長の終焉を予告するオリンピックだった。
1998年、長野冬季オリンピックを終えたその年、消費税引き上げにより参議院選挙で大敗した責任を取って、橋本龍太郎総理は辞任した。
2021年、世論では開催反対の方が多かったコロナ禍での東京オリンピックが終わると、待っていたのは、菅総理の辞任である。歴史をみれば、あたかもオリンピックが政治に呪いをかけているみたいではないか。
 人々はスポーツのにわか英雄に夢を見るが、夢が覚めれば現実のひどさに驚く。今回は、コロナはますます広がっていたのである。夢と現実のギャップに人々は憤り、まるで呪いをかけたかのように、オリンピックの主導者を潰す結果となるのである。
 国民を巻き込んだ宴の後は、ひとえに国民に目を向けた堅実な政治が求められる。

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