元衆議院議員(茨城県第6区)[無所属]大泉ひろ子オフィシャルサイト -大泉ひろこの徒然草(つれづれぐさ)-
プロフィール 日々雑感バックナンバー 後援会募集
日々雑感
[2023/01/27]
反対できない改革から始めよ



 岸田首相は「哀れ」である。良識派のジェントルマンとして登場したはずが、党内保守派追随と朝令暮改に明け暮れた。政策のまずさは、一般にも分るレベルだ。「異次元の」少子化対策は笑止千万である。従来の枠組みの中で金額をいかにするかだけの一次元対策である。
 もう奇をてらうことはない。岸田首相は新しいこと、ダイナミックなことは裏目に出る「地味な政治家」なのだから、むしろ、誰も反対できない長年の懸案から改革に着手し、支持率回復を狙うべきだ。
 誰も反対しない、否、正確に言えば国会議員以外は誰も反対しない改革とは、国会議員の定数削減である。立法するのは国会議員だから、従来実現できない改革だった。      
 しかし、妙手がある。参議院改革から始めるのである。参議院の定数を250から100に落とし、学識と職種に重点を置いて政党色を払拭し、良識の府にもどす。残り150の政党政治派参議院議員は衆議院の比例代表単独に移ればよい。同時に衆議院選挙における比例復活を止める。
 この手だと、数を減らすが候補者を減らすことはない。反対するのは自信の無い国会議員だけだ。何よりも、目先の社会問題と予算審議にだけ明け暮れる衆議院に対し、参議院は、人口や教育など長期的な課題、決算に重点を置いた議論を請け負い、政治家・官僚の地盤沈下を食い止める存在にするのである。
 防衛力強化も、異次元少子化対策も、新しい資本主義も、内容が粗末すぎて、反対が多く、最終的には、泰山鳴動して鼠一匹の結果が見えている。先ずは、国会改革から始めよ。政策を作れる集団をつくれ。カリスマにはなりえない岸田首相、足元を固めよ。

[2023/01/13]
Z世代の成人式



 此度全国で行われた「成人式」は、多くの自治体が20歳の集いと名を打って、昨年施行された18歳の成人にこだわらなかった。コロナで成人式が行われていなかったこともあるが、「18歳は高校生で子供」の感覚が強いからだと思われる。選挙権と婚姻の自由を18歳に与えるのは賛成だが、高校進学がほぼ百パーセントの日本では、高校生を大人扱いしにくい。
 成人の日に当たって20歳代の調査が報道されたが、その一つによると父親を尊敬する人は7割強、母親は9割近くだそうだ。。これは、聞き方が間違っているのであって、尊敬ではなく感謝と置き換えるべきであろう。親に感謝する数字としてみれば、日本は健全だと思われるが、若き日に、尊敬する人、換言すればロールモデルが親であっては、夢が小さすぎる。
 Z世代の親は70年代生まれの団塊ジュニアが多いだろう。団塊ジュニアは、青春から今日までバブルがはじけた後の下り坂日本を経験してきた。その中で、Z世代は、子供と家庭に尽くしてくれた親の姿を健気に「尊敬する」と答えたのだが、社会を反映してか、大きな希望を持つことは叶わないと考えているようだ。
 Z世代は「親ガチャ」を唱える世代でもある。親の遺伝子や経済状況によって自分の人生は決まってしまう。だから、努力は無駄だとの考えにつながりやすい。親の所得が高ければ、受検勉強に金を使い、いい大学、いい就職が可能で、いい人生が待っていると思いがちだ。恵まれた人々を上級国民と呼び、自分を卑下する。
 社会に足を踏み出せば、一流大学出が必ずしも成功していないこと、親に反抗して学歴を持たなかった豊かな家庭出身の若者がごまんといることを知るであろう。一例では、数年前に引きこもりの息子を殺した事務次官経験者も世の中には存在する。
 親ガチャの一類型に親リッチ(宮本弘之の著書参照)がある。一億円以上の金融資産を持つ親の子供たちについて分析がされている。ここでは、親の職業は、中小企業の経営者、開業医、不動産業者の3つだけについて書かれているが、公務員でも、天下り数回経験者や、近年では福祉施設経営者の親リッチも多い。
 親リッチは、確かに、多くの習い事や小学校からの私立教育、留学、ブランドグッズの所有などの経験に恵まれているが、必ずしも社会のリーダーにはならない。枠のはめられた人生であることが多い。医学部に行けなかった開業医の息子は家族から疎んじられるし、エスカレーター式の私立教育で、本当にやりたいことを見出せずに漫然と文系大学に進む子供が多い。留学も単位が取れずに帰国する。だとすれば、恵まれた親ガチャも大きな夢を抱くことが許されていないのは同じではないか。
 若者よ、水平にものを見て、同世代との比較ばかりするな。垂直にものを見て、あなた方に夢を持たせる社会を作れなかった上の世代を呪え。成田悠輔が言うように、若者のために高齢者は集団自決(ただし、社会的自決を言う)すべきだ。若者の労働の上に立っていつまでも役職にしがみついて座り続ける中高年齢者を若者は反乱を起こしてつまみ出せ。
 若者が夢を持ち、中高齢者が組織に居座らずに自立して食い扶持を稼ぎ、その結果、社会に新たな価値をもたらす社会を目指すべきだ。Z世代の成人に送るべきメッセージはこれだ。
 

[2023/01/01]
謹賀新年



 混迷の世界情勢、ジリ貧の日本経済の渦中で、右翼の退去、左翼の崩落が明確になってきました。
 昨年は安倍元首相暗殺を機会に150年余の長州足軽政治の終焉を観測し、ネポティズム(縁故主義)の政治に変化が予想されます。今度は、80年近くの米国支配を緩める政治に期待がかかります。
 今の政権には難しい課題だが、それでも今年は政治の動きに目を離せない年になりましょう。在野から彗星の如くスターが現れるかもしれません。皆様に、より良き日々が待っていることを祈ってやみません。

2023年 元旦

→バックナンバー
大泉ひろ子物語
YouTubeにて発信中!
大泉ひろ子-市政について
大泉ひろ子-つくば市への想い


政策チラシ 9号[ダウンロード]

[バックナンバーはこちらへ
]

人口問題に挑む
民主党を辞めた理由
新しいつくばをつくるみんなの会
少子化政策の提言
アーカイブズ内容
 QUAD 日米印豪
  [2021.8月〜2022.7月]
 2024年 Twenty Twenty-Four
  [2020.11月〜2021.7月]
 エージングパラドックス
  [2019.2月〜2020.10月]
 リベラチェ アット ハート
 (天才ゲイの人生)
  [2018.3月〜2019.1月]
 ウーマンリブ敗れたり
  [2016.11月〜2017.1月]
 孫のいない時代
  [2015.4月〜2016.2月]
 第二の性を生きる
  [2014.11月〜]
 老人大陸の平和
  [2014.7月〜]
 少子高齢と地方
  [2014.4月〜]
 ザ・コーセーショー
  [2014.2月〜]
 戦後生れの終戦後
  [2013.12月〜]
 死生観と行政
  [2013.10月〜]
 団子より花へ
  [2013.6月〜]
 長寿の涙
  [2012.1月〜]




(↑)このページのTOPへ

プロフィール 日々雑感バックナンバー 後援会募集 HOME

(C)2009. HIROKO OOIZUMI. All rights reserved.